■成長するために必要な心理状態があります
人は成長期の成長だけでなく、人間性や自己スキルといった心や知識・技術の成長もあります。
その広い意味での成長は、人は生きている限り誰しも成長したいと無意識の心理があります。
子供に限ったことではなく年齢問わず人が成長するためには、成長して行くためのステップがあります。
この、成長するための心理的ベースが出来ていないと、人は成長するために動こうとしませんし、自分を守ろうとして保守的になり頑固にもなってしまいます。
子供に何らかの障がいが有ったり、疑われたりすると、心理的ステップから外れ易くなり、成長出来にくい心理になってしまうことが多いです。
このままの状態では、どれだけ専門的な療育を続けても、効果は薄いものになる事が分かっており、子供だけではなく親御さんも成長するための、心理を考慮する事はとても重要です。
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■療育も含めた子育てのコツ
どんな親にとっても、子供は何歳になっても子供であり、生きている以上、子供が何歳になっても親は親として子供を心配し、て子供が成長すると嬉しく思えるものです。
療育も子育ての一部です。専門的なアプローチが必要ではあるものの、字に「育」がある以上”育て”です。
この療育という”育て”は、就学前の子供にやって「はい、おわり。」とならないことが殆どです。
ということは、”子育て”のコツ、”療育”のコツをいかに習得するか、いかに伝授するかが大切と考えています。
児童発達支援事業は、就学前までしか通えませんが、就学後も個別に相談にのったり支援もしています。 自分の子供にとっての子育ての仕方のコツを習得できるこの機会は、とても大切な時間となります。
我が子の「子育てのコツ」が分かれば、臨機応変に対応出来るようになります。
そのためにも、「にこりplus」では、障がいの対応や、療育の手法を教えるのではなく、1人1人のお子さんの特徴を理解し伝え、その特徴に合わせた育て方のコツを伝授していきます。
そこに、発達障がいへのアプローチ(療育)という専門性も含まれている。という考え方です。
そして、「にこりplus」で最も伝授したいコツは、一人一人の子供の心理状態を把握するためのコツです。
先に書いた「療育の大切なステップ」である、成長に必要な心理形成は、いつなんどき崩れて、悪循環に陥ってしまうかもしれません。そんな時でも、修復するためのコツが掴めるように、その理論をしっかりと説明していきます。
この、「療育を含めた子育てのコツ」をしっかり伝授されれば、通われているお子さんだけでなく、兄弟姉妹の子育てにも応用することができ、障がい児の兄弟姉妹に起りやすい問題を予防出来ますし、問題が起きても改善する方法も分かり、大事に至ることはないでしょう。
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■1日の流れ(参考例)必ずしもこの限りではありません。
▼9:00 開所
▼9:00〜10:00 来所@
9:00〜10:00 個別療育@
▼10:00〜10:30 来所A
▼10:30〜12:00 設定療育T
▼12:00〜13:00 昼食(お弁当)
▼13:00〜14:00 設定療育U
▼14:00〜15:00 お昼寝
14:00〜15:00 個別療育A
▼15:00〜16:00 退所 (〜18:00まで延長対応しています)
利用の頻度は、週1〜週5とお子さんの状態や、ご家庭の事情を考慮します。
1日の利用時間も、お子さんの成長や、ご家庭の事情を考慮しています。
<親子通所の例>
10:00〜12:00 (例:体力がまだ少なく、食後にすぐねる子)
10:00〜13:00 (例:園前の食事の練習や食事時のマナーの学び)
10:00〜14:00 (例:園前や園併用児の外で昼寝が難しい子)
10:00〜15:00 (例:園前や園併用児の昼寝の練習や昼寝が必要な子、昼寝より個別療育が必要な子)
●単独通所は、園併用児や就園目前の子、家庭の事情を考慮し、大切な療育の場を確保しています。
★設定療育T・Uについて
設定療育では、基本的にフロー体験をさせ、成長する(生きる)力を育てます。
集団活動から個別活動まで、利用児の成長に合わせてその都度考えられて行います。
また、教えこまずに”模倣”をおこさせて成長することで、子供の一生において大切な成長力を育みます。
夏季には、プール活動が入ります。
天気の良い日で、花粉・PM2.5の少ない日は、公園にも行く時もあります。
設定療育では、教え込んだり無理やりやらせたりすることは、子供の成長を止めてしまう副作用があるため、よほどのことがない限り教え込むことはしておりません。
何より、子供自身が成長し続けられる体質にしてくことが、必要なことと考えます。
★専門的支援加算による個別療育について
家庭療育と連動して課題による訓練を行ったり、家庭では出来ない身体を動かす個別療育を行ったりします。
設定療育でやりにくいことは、個別療育を行うことで個々の特性を親御さんに伝えながら、家庭療育の支援に繋げていきます。
個々の特性の指標には、先の3学習タイプや2記憶タイプに加え、4スタンス理論を取入れることで、動作の訓練や日常生活の訓練において、より本人に合った習得しやすいやり方、教え方を伝えます。
例えば、箸の使い方を教えることを1つとってみても、3学習タイプ別に教え方は変わりますし、4スタンス理論を考えた時、一般的な箸の持ち方はA2タイプが一番向いているのですが、障がいがあるとその他のタイプの子に一般的な橋の使い方を教えても、習得出来なかったり時間がかかり過ぎたりして、箸嫌いになるだけでなく、自尊心が低下してしまったりと、心にも悪影響が出る恐れがあります。
この場合、タイプに合わせた箸の使い方を教えてあげた方が、習得がスムーズにいくことがあります。
★親の個別相談・ペアレントトレーニングについて
成長に必要な心理形成を行う他、親子の関わり方に関する相談や子育てに関するお話を行います。
ご家庭や園、様々な場面で起こる子供の【ハテナ?】について、その理由や原因解明、対応方法、予防方法等、必ず何か持ち帰ってもらえるよう、次に進んでいくための個別相談や子育ての専門的な相談を行っています。
手法ではなく、納得していただけるようその理由や仕組みを教えています。
例えば…
・言葉が遅れる理由と、子供に合わせた伸ばし方
・集団行動ができない理由と、集団行動が出来るようになるための仕組みと方法
・怒りの仕組みと、怒りをコントロール出来るようになるための手順
・譲り合いの出来る子になる仕組みと、出来るようになるための手順
・コミュニケーション力が高まる理由と、コミュニケーション力を高める方法
・園や小学校に入っても周囲に後れを取らないで成長できる理由とその方法
子育てをしていて、成長に何らかの違和感を感じたり、不安を感じたりしたら、それは何らかのシグナルです。
一言ご相談いただけたら、必ず、次に向かうことが出来ます。
昨今、発達障害の情報が増えたことで、安易に障害として考える傾向が強くなっており、障害ありきの関わり方や教え方をしてしまうことで、障害児を確定している懸念が持ち上がっています。
「にこりplus」では、創業20年の長年の経験と知識と知恵があります。
自閉症やADHDとまで言われた子がそうでなかったり、療育手帳を出せますと言われた子がそうでなかったり、多くの事例を持っていますので「にこりplus」では、具体的かつ丁寧に教え、どうすれば良いのかの策を講じながら、主たる養育者と共に子供の成長を担っていきます。
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■幅広い通所の場として
●0歳児から…(保健師が在籍しております)
生後産まれてすぐに子供への医療的、福祉的に支援が必要とされた場合、子供自身への支援より先に大切な支援があります。
主たる養育者(主に母親)や家族への支援、心の支えが何より必要だと考え、時には主たる養育者を優先します。
子供の成長には、家族も含め主に母親の安定は不可欠です。
子供の為に?自分の為に?とりあえず…?理由は何でも良いです。
「にこりplus」には、先輩お母さん達もいます。
作業療法士・保育士・児童指導員7年以上の、子供の発達を良く知るスタッフも、20年以上療育を行ってきたベテラン児童発達支援管理責任者がいます。
初めての一歩は大変ですが、気軽にお問合せ・見学に来て下さい♪
●通所なんて…うちの子には集団行動なんて無理だわ…
これまでの、集団療育の場において、自分で動き回れる子の場合、ある程度の協調性が備わっていないと、集団療育の場に通うことはとても難しく、親御さんも肩身の狭い思いをしていたり、通所出来なくなってしまったりと、療育を受けられなくなってしまうことがありせんでしたか?
「にこりplus」では、そんな元来、集団行動が苦手な子供に対して、理由を説明し、必ず進んで行くための策を講じています。
時間はかかるかもしれませんが、3ヶ月後?半年後?には、ある程度の集団行動が出来るようになっていて、半年前から考えたら今は嘘のようだ…と思ってもらえるよう、取り組んでいきます。
そして、何より「にこりplus」で学べなくてはいけない重要なことがあると思っています。
療育に来ている時だけ出来るようになる子供の療育ではなく、自宅に持ち帰って子育て(家庭療育)においても応用が効かせられる、我が子の子育てのコツが教えられる療育施設でないといけないと思っています。
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